金庫は資産・貴重品を頑丈な作りで守ります

金庫を持っていれば家に入って来た泥棒にその日に貰った給料を盗まれたり、大事な印鑑・通帳・パスポートや年金手帳・土地の権利証などを危険に晒すことは免れます。金庫は出来るだけ重く簡単には壊せない物にし、出来れば壁・床に固定するもの(防盗金庫)・床や壁に埋め込むものであれば金庫ごと盗まれる恐れもなくなります。

金庫にもあるトラブル

そういった防犯性や耐火性能での魅力を持つ金庫ですが、金庫のトラブルでまず多いのが鍵を開けられなくなってしまう事です。そうなると頑丈で防犯性のある金庫は素人にとって壊して開けられるものではありませんので厄介です。だいたいの金庫は4桁のダイヤル番号に合わせて開けるダイヤル式金庫となるでしょう。

業務用と家庭用の違い

その中でも家庭用金庫・業務用金庫に分かれ、微妙にダイヤルの回し方も異なります。固定ダイヤルと言われるものは、番号を変更する事が出来ないもので家庭用金庫となります。
一方変換ダイヤルと言われるものは、最後の一桁を除いたダイヤル番号を後から変更できるもので、業務用金庫となります。

家庭用の金庫の場合、鍵を開ける際に差し込んだ鍵を回してドアを引く・ダイヤルを引く形が多く、ドアを引くためのレバーがあるものは少ないです。
ただ、業務用だからと言って会社や事務所でしか使うものでは無く、普通に一般家庭にも業務用金庫は使われていることが多いです。大きさや用途・性能で金庫は選びますので、家庭用だけでなく業務用の金庫も候補に入れてみていくとピッタリなものに出会えるでしょう。

金庫の開け方

金庫の鍵の開け方は、鍵があるなら鍵穴にさしてそのまま引っ張るタイプの鍵。ダイヤルのみがあり決められた番号に合わせて開けるタイプの鍵。鍵穴とダイヤルがあり、どちらも合わなければ開かないタイプの鍵。マグネットキータイプの鍵で鍵をかざして開けるタイプ。暗証番号のテンキーを入力して開けるタイプがあります。

業務用の金庫の場合は、ダイヤルが2つある場合もあります。鍵の組み合わせも膨大になるので極めて解読する事は難しくなります。