目的に合った金庫を選ぼう

金庫を使っていれば泥棒に盗まれることは無い、と思われがちですが一般家庭にある金庫や業務用金庫は耐火金庫となり、火災から貴重なものを守る為の製品となっています。確かに頑丈な扉であり、一般人にとっては開ける事が難しいのですが、金庫ごと持ち去られたり壊し方の分かる人にかかれば簡単に中の物を盗まれる可能性があります。防犯を目的とする方は、耐火性能以外に防盗性能のある金庫を探してみると良いでしょう。

金庫はどれぐらい火に強いの?

ではその金庫の耐火性能とは一体どういう物なのでしょうか。

金庫は日セフ連によって、金庫とは耐火性能と防盗性能を有るものを言い耐火性能の無い物は金庫と呼ばない、と定義されています。よって金庫に耐火性能は必ず付いているものと考えて良いでしょう。
耐火性能は、火事などで高温にさらされた場合も一定の庫内温度を保つことが出来る性能のことを言い、JISに基づいた耐火試験にどれだけ耐えられたかによってグレードが変わってきます。

グレードは0.5時間、1時間、2時間、3時間、4時間の5種類があり、庫内の温度は一般紙用・CD用など金庫の種類によって変わります。高熱にさらした後衝撃を加え破裂しないかどうかなどの厳しい基準のもと行われていますので、状況・収納物によって耐火性能を選ぶと良いでしょう。